憂悲惱苦

※この辞書は管理人のメモ書きのようなものです。

「憂いと悲しみと悩みと苦しみ」という意味で、解脱によって逃れることのできる苦しみをまとめて表現する語である。

パーリ語ではsokaparidevadukkhadomanassupāyāsāと言う。sokaが「うれい」、paridevaが「悲しみ、悲泣」、dukkhaが「苦しみ」、domanassaが「憂い悩み」、upāyāsaが「悩み、絶望、悶」であり、これらが組み合わされた表現である。阿含のなかではしばしば登場している。生老病死と合わせて「生老病死憂悲惱苦」となることも多い。

漢訳ではsokaを憂、paridevaを悲、domanassaとupāyāsaを悩、dukkhaを苦と訳したのであろう。元は五つの単語だが、語呂がいいように四文字になっている。