性命

現代の言葉では「生命」と書くが、南北朝時代の文献ではしばしば「性命」という形で出ている。この言葉の意味は、この時代の仏典について言えば、「生命(いのち)」と同じ意味である。中國哲學書電子化計劃で検索すると、漢代以前の用例も多くあるが、その場合も「生命(いのち)」の意味なのかどうかは一見では判断がつかない。

ex.

「佛爲捨性命 地則爲大動」(『長阿含經』T0001_.01.0016b06)

「晝夜勤精進 不顧於性命」(『雑阿含経』T0099_.02.0286a28)