雜阿含經598. 眠り

原文

(五九八)

如是我聞。一時佛住舍衞國祇樹給孤獨園。時有一天子。容色絶妙。於後夜時。來詣佛所。稽首佛足。退坐一面。身諸光明。遍照祇樹給孤獨園。時彼天子而説偈言

沈沒於睡眠 欠呿不欣樂
飽食心憒閙 懈怠不精勤
斯十覆衆生 聖道不顯現

爾時世尊説偈答言

心沒於睡眠 欠呿不欣樂
飽食心憒閙 懈怠不精勤
精勤修習者 能開發聖道

時彼天子復説偈言

久見婆羅門 逮得般涅槃
一切怖已過 永超世恩愛
時彼天子聞佛所説。歡喜隨喜。稽首佛足。即沒不現

現代語訳

このように私は聞きました。あるときブッタは舍衞國の祇園に住んでおられました。そのとき容姿が大変美しいある一人の天子がおり、夜も更けるころ、ブッタのところを訪れました。ブッタの足に頭を下げると、一歩下がって傍らに座りました。体から放たれる光は、祇園を遍く照らしていました。その天子は詩を唱えて言いました。

「睡眠に深く沈み、あくびをして、楽しまない。

飽食して心が落ち着かない。怠けていて努力しない。

この十のものが生き物を覆っており、聖なる道は現れてこないのだ。」

そのとき世尊は詩を唱えて、答えました。

「心は睡眠に沈み、あくびをして、楽しまない。

飽食して心が落ち着かない。怠けていて努力しない。

(これらを除き)努力し修行するものが、聖なる道を開いて明らかにするのだ」

そのときその天子はまた詩を唱えました。

「久しぶりに完全な涅槃にたどり着いたバラモンを見ました。

一切の恐怖をすでに過ぎて、この先もずっと(あなたは)世の恩愛を越えています」

その天子はブッタの説かれたことを聞いて、大いによろこびました。ブッダの足に頭を下げると、即座に姿を消して現れなくなりました。


パーリのパラレル

現代語訳)SN.2.16

6. Niddātandīsuttaṃ

16. ‘‘Niddā tandī vijambhitā [tandi vijambhikā (sī. pī.)], aratī bhattasammado.

Etena nappakāsati, ariyamaggo idha pāṇina’’nti.

‘‘Niddaṃ tandiṃ vijambhitaṃ, aratiṃ bhattasammadaṃ;

Vīriyena [viriyena (sī. syā. kaṃ. pī.)] naṃ paṇāmetvā, ariyamaggo visujjhatī’’ti.

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