攝頌

    無常及苦・空 非我・正思惟    
    無知等四種 及於色喜樂

「無常」と「苦」と「空」、「非我」と「正思惟」
「無知」などの四種、および「色に愛喜楽」


この偈は攝頌(しょうじゅ)と一般に呼ばれるものである。攝頌はセクションの末尾についており、そのセクションに含まれる経典の名前を列挙している。経典の配列を忘れないようにするための工夫であるが、攝頌がつけられるようになったのはあまり古い時代ではないと考えられる。というのも南北の伝承で攝頌はまったく一致しないからである。『長阿含経』のように攝頌をつけない形のほうがおそらく古いのであろう。

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